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Arduino用のデバッグ用LED表示器

ArduinoIDEでのデバッグ

ArduinoIDEの様にブレークポイントの設定などのデバッグモードが無い開発ツールでのロボット作りには、プログラムがどの状態にあるのかを知る手段が必要です。

特定の関数内を実行している間LEDを点灯するなど、LED表示によってデバッグの効率を上げる事ができます。

 

ArduinoのICSP端子を利用したLED表示器

ICSP端子にPixyCamを接続して使う前提でマイコンボードを作ったけど、PixyCamを使わなかったロボットがあります。

ICSPと重複するD11、12、13のコネクタは基板には出ていません。

そこでICSPに差し込んで使えるLED表示器があれば便利なのではと思い、早速製作!

 

ICSP端子接続LED表示器

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回路図

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パターン図

レーザー加工機用データなのでDRCの警告(距離不足)は無視しています。

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使用例ArduinoNano

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使用例ArduinoUNO

NanoとUNOではICSPの向きが異なるので注意して下さい。

D11はanalogWrite()が使えるので比例制御の差分値の絶対値を0~255の範囲で出せば制御の状態が見える化できます。

工夫次第で、色々な制御の状態を見る事ができます。

サッカーチャレンジは試合中のLED点灯は不可ですので、取り外し可能な点も便利だと思います。