リモート講習会での不便
ロボット教室が長期にお休みになってブログでの技術情報共有を始めました。
最近はTeamsを使ったリモート講習会も行っています。
技術的な内容を理解して頂くには、図示する事が大切です。
予め講習内容に関する図表は準備しますが、想定外の質問を受ける事があります。
この時、ホワイトボード機能を使って図示する方法もあるのですが、ポインティングデバイスによる”お絵かき”は要領を得ません。
ペンタブにもチャレンジしたのですが、”じじい”には荷が重かったです(習熟断念)。
コンビニでの出会い
最近の書籍は”ふろく”が充実していると聞いていましたが、車移動の途中で寄ったコンビニの書籍コーナーで”デジタルメモ mini 990円"が目に飛び込んできて思わず購入。
3DCADでパーツの派生品を作製する際にオリジナルの寸法をメモしておくのに重宝してます。
アナログ式電子黒板
デジタルメモ miniの画面をTeamsのカメラに写せばいいのでは?
となったのですが、カメラの前にデジタルメモ miniを置くと自分がPCの画面を見にくいし、”相手側にどの様に見えているのか?”が分かりにくいので、いまいちです。
USBカメラで専用台を作れば良いのでは?
余っている古いUSBカメラ(130万画素)を採寸して、デジタルメモ miniの画面全体が写る距離を測って、3DCADでサクッと設計(2部品)。
先ず厚紙をレーザー加工(1分19秒)して、セロテープ張りで組立。
カメラ距離が適正なのを確認して、アクリル板をレーザー加工(6分0秒)の後、組立。
こんな感じに仕上がりました。
安価な材料で試作、本番の材料で加工・組立の両方を合わせても20~30分で完成するので、レーザー加工機は重宝します。
実際に使うとこんな感じです。
”なんで放熱パターンはドレインなんですか?”の問いに”プラスチックパッケージの中では金属のフレーム(ピン)に直接触れているのがドレイン側だから”と答えた時の図です。
紙に書く感覚でスラスラ書けるし、ボタン”ひと押し”で消去できるので説明のテンポも良くなります。