はじめに
ものづくりに関わる仕事に就いて、間もなく40年。
次代エンジニア育成の手助けになればとロボットづくりに関する出前授業などを行ってます。
学生さん達から”ブログで技術公開して下さい”と言われ続けて早10年。
”筆不精なので”と避けてきたのですが、学校やロボット教室に行けない事態に!
隠居を前に重い腰を上げる事にしました。
”ものづくり”について、筆不精なりに”ゆるり”と記事を書く予定です。
できればやりたいこと
〇技術の伝承
ロボカップジュニアの目的に”競争の先にある協調を目指します”と言うのがあります。
この協調の一つがプレゼンシートで自分のロボットの技術を公開する事ですが、残念ながら大会中だけで公式HPでは公開されません。
RCJ主催のサマーキャンプ(昔はやってたんですよ)では参加者のプレゼンをPDFで集めていたので毎年の様に公開要望したのですが、個人情報云々が理由でできないとか。
卒業がある競技なので、秀逸なアイデアが伝承されない事も少なくありません。
この様なアイデアに技術的解説を加えて、これから参加する子供たちに伝承できればと思っています。
〇裾野を広げる
ロボカップジュニアのルールは市販されている部品の使用はOKですので、最先端・高額な部品の使用はウエルカムです。
ロボットキットで世界大会へ行けてた昔と違って、現在はPCBCAD、3DCADを駆使し、NCプライスや3Dプリンタを用いて製作したロボットが群雄割拠です。
とても素晴らしい事ですが”この努力の結晶”を見て諦めてしまう子供たちや親御さんが居るのも事実です。
親御さんがチームメンバーに”ロボット一台作るのに必要な予算は?”と質問して、答えに驚く姿は珍しくなくなりました(これと製作期間の質問多いですよね、聞かれた経験があるチームは多いのでは?)。
ここでは、旨い・安い・早い(試合ができる性能・安価な部品・簡単な工作)を中心に紹介したいと思います。
例えば、”2輪+ボールキャスターのロボットキット”を”4輪駆動”にするだけで、転ばない安定したロボットにできます。
ギヤモータやセンサの仕組みを理解して、しっかり再現性良く動作するプログラムを作り込めば、充分良い試合ができることを知って欲しいと思っています。
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